2007年4定例会議会報告

私の所属<自治制度・行財政システム調査特別委員会>  11月27日開催

1.19年度事務事業評価のヒアリング実施結果がされましたが・・・

  • 新成沢区長の掲げるマニフェストにより当然政策転換を受けて評価がなされるべきが、今まで通りの評価スタンスなのでその点を指摘しました。役人は、ギアチェンジがうまくできていません。
  • 企画部と各部署の考え方の違いでヒアリングの報告を受けましたが、その結果が表記されていません。成果が上がるように改善に繋げていただきたいものです。 現在、文京区議会平成19年第4回定例会が開催されています。是非、皆さんも傍聴にいらしてください。

<清掃・リサイクル調査特別委員会> 11月27日開催

1.ペットボトル・白色トレーが10月からスタートした実績
10月1日にスタートした1ヶ月の回収実績は、ペットボトルが、41,730kg、白色トレーが、28kgでした。PRの徹底と啓発がまだ必要です。
2.「リサイクルプラザ」の見直しが議論されています。
平成12年4月にシビックセンターの地下の「リサイクルプラザ・シビック」と同時に、大型家具などのリサイクルを進める「リササイクルプラザ・本駒込」ができて、早いもので8年目を迎えています。この2つの施設の事業を通じて、区民の皆さんのリサイクルへの関心や意識啓発が順調に行われてきました。今、このプラザをめぐって、たくさんの問題が起きています。それは、開設以降、リサイクル協会の皆さん方が、事業委託を受け、献身的に従事しています。しかし、例えば、リサイクルショップでは、粗品に値を付けて売ったり、100円ショップで仕入れてその商品を高額で売ったりする利用者もいるようです。品物の質と量の低下が問題です。さらに、人件費の補助金も考えなければなりません。これらは、社会情勢の変化と共に、プラザへのニーズが変わってきた現われです。私は、プラザの目的が達成され、プラザの役割が一定終わったと判断します。今後、区民や利用者の広範な意見を聴取し、見直しが進められます。

私の所属<文京アカデミー推進調査特別委員会> 11月28日開催

1.難航している「文の京施設予約ねっと」の早期改善を要望します。
平成16年9月に「施設予約システム開発PT」という庁内の検討会を立ち上げ、18年1月運用開始まで1年数ヶ月かけて準備してスタートしたにもかかわらず、予約システムが、開始以来多くの区民や利用者から利便性の悪さを指摘されています。また、開始から約2年が経過している現在も、改善が進められ、来年度に渡っても改善が必要であると報告がありました。

  1. 今回の運用の失敗をきちんと検証し、失敗体験を参考にして、今後庁内で行われるシステム導入の際に生かすように。
  2. 現行システムを早期に改善して、利用者の利便性を早期に図ること。
  3. 現在システム監査人に相談しながら進めているとことだが、メーカーから出された価格が、適正な経費であるかの見極めや、メーカーとの対等な交渉等、電子自治体を推進できるよう専門の職員体制を整えること。を要求しました。

2.「国民体育大会」のサッカー・レスリング競技が、文京区で開催されます。
平成25年開催の東京主催の国体です。サッカー競技は、24年にリハーサル、23年中に完成予定です。中央競技団体の視察の結果、老朽化による照明塔の改善、宿泊計画などを指摘されました。22年に文京区の実行委員会を立ち上げる予定です。国体終了後は、整備された施設が使えるということから、大会開催を盛り上げ、開催自治体として、ボランティア体制や経済的効果を狙ったプランが必要です
3.区政60周年記念観光グッズが選定されました。
観光グッズが決まりました「吾が盃」(本漆塗りぐい飲みの盃)単価1300円で、500個作成、さらに、ポストカード(三種類)単価800円が1000冊のデザインが報告されました。12月の「ぶんぱく」から一般販売されます。文京区の観光行政の一助になるようみんなで盛り上げねばなりません。

<防災・安全安心まちづくり特別委員会> 11月28日開催

1.文京区地域防災計画の修正(素案)の報告です。
災害の被害(死者・負傷者)を半減させる目標です。避難者も3割減が目標です。今後は、都立高校を避難所にする。区の児童館などの施設の有効な利用を求めました。
2.文京区耐震改修促進計画(素案)の報告です。
耐震化の現状は、18年度末で、戸建住宅61.9%、共同住宅68.7%、平均66.6%です。平成27年までの8年間で、建て替えが進むことで、戸建70.7%、共同99.4%、平均75.6%になる予想です。これを行政の推進計画で、90~100%にする目標で推進していく計画が示されました。

<厚 生 委員会> 11月30日開催

1.後期高齢者医療制度の保険料の経過報告がありました。
後期高齢者医療制度(75歳以上)が、来年度から始まります。事業主体になる「東京都後期高齢者広域連合」の協議会で保険料について、高額にならないように軽減の方策が練られています。1人当たり平均保険料を10月10日では、115,000円(年額)。その後、国の激変緩和策を取り付ける努力で、10月30日、約90,000円になりました。今後は、東京都の財政支出を求めて、さらに減額の努力をいたします。

<文 教 委員会> 12月3・4日開催

1.来年の幼稚園入園応募状況が報告されました。
4・5歳児の応募は、定員割れし、3歳保育実施園では、3歳児の応募が2~3倍と抽選する状況です。このような状態が続いていることは、問題です。これに対して保育園では、年度途中で約100人の待機児を出しています。実にバランスの取れていない状況です。「柳町子どもの森」(幼保一元化園)のモデル園では、基本保育の園児数が減り、長時間保育の定員がいっぱいの状況です。こちらのアンバランスな状況も早く解決しなければなりません。行政は、子育てのニーズをどこでどのように吸収するかが試されています。私は、この問題解決に徹底して頑張ります。
2.五中・七中の統合、新しい学校づくり協議が進められています。
新大塚公園兼用グランド及び七中グランドの利用のしかたは、3つの案が検討されていましたが、C案-「学校は公園のグランドを朝と昼休みに使用し、七中のグランドを体育に授業・部活等で使用する」が協議会の結論とされました。校舎から離れたグランドについては、区民の間で反対の声もあります。しかし、私は、決して「ベスト」ではないものの「ベター」として了解です。国立お茶ノ水大学構内を通過させて頂く交渉も進められています。大学側に了解が得られると、移動時間が短縮されるのですが。

<建 設 委員会>  12月4日開催

1.「根津のまちづくりの基本計画」ができました。
根津のまちづくりの整備方針が示されました。安全や防災面、下町風情などいろいろの要素を入れてまとめあげなければなりません。今後、ワークショップを開催し、今年度末に策定されるとの報告でした。
2.ワンルームマンションを厳しく規制する条例を作ります。
ワンルームマンション建設ラッシュで、文京区は乱開発されています。文京区の街をどのように守って行くかを考えるとこのままでいいのか?と以前から私が求めていました。条例化にやっと区側も腰を上げることになりました。3階以上、10戸以上が適用される条例です。

私の所属<総 務 区 民 委員会>  12月5・6日開催

1.平成20~22年度基本構想実施計画(素案)が示されました。
成澤区長のマニフェストを掲げた8つの重点政策が、実施計画案に明確に示されず、区民にわかりにくい点を指摘しました。今まで意識調査などされてきたアンケートなどをもとに、区民の意識やニーズの分析をして、実施計画に反映していただきたいと要望しました。 ・この計画には、財政計画が示されず、財政的裏づけがないことは心配です。歳入については、法人住民税問題から特別区交付金、特別区民税の見通し、さらに、歳出では、行革の関係はどうなるかによっても、変わります。これは、素案ですので、引き続き審議することになりました。
2.総合体育館建替え地の協議のその後の報告がありました。
総合体育館の建替え候補地については、
①元町公園に移設
②旧元町小学校跡地
③旧第4中学校跡地
④現在の場所に
の4案で検討されています。地域の声は、「利便性などからも4中跡地に」という意見が多いようです。さらに、元町公園周辺の環境整備も課題です。検討協議会で引き続き話し合われます。
3.シビックセンター1階喫茶テナントが変わります。
1階の喫茶店については、多種のご意見が寄せられていました。私は、10年前から、例えばオープンカフェにするなど、区役所の玄関付近を明るいイメージにすべきと見直しを求めていました。今回の報告で、テナントの公募が報告され、来年度当初に実現できることになりました。説明会には、23事業集まったそうで、おしゃれな店ができるのが、楽しみです。
4.区民の「地域活動情報サイト」ができます。
町会、NPO、ボランティア団体、社会教育団体など、地域で活動する非営利団体の広報を支援するためサイトが12月10日からできます。区民の活動、情報の共有に大きく寄与し、元気な地域づくりに役立ちそうです。

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