2012年第一回定例議会報告

<災害対策調査特別委員会> 2月22日開催

1.東日本大震災に伴う対応について

  • 継続中の支援については、被災自治体への職員派遣(中長期派遣)仙台市1名を家屋解体撤去の出願受付事務等に派遣しています。短期派遣は、これまで延べ815人(1月末)で、避難所運営、地震被害判定、健康管理、清掃収集事業、罹災証明事務などの支援に、釜石市・気仙沼市・南三陸町・石巻市等に派遣されました。24年度は、釜石市に災害復旧工事国庫補助事務及び校舎移転建築に係る調整事務、石巻市に復興事務の契約事務等行政事務のために派遣予定です。

2.「東京都防災対応指針」の概要について

  • 東京都から防災対応指針が示されました。「東京を襲う地震像」 では、「〇首都直下型では、M8クラスの海溝型地震。〇南関東では、M7クラスの直下型地震が数回発生すると想定。〇首都圏以外の地震による電力供給停止や物流の途絶など連鎖的被害の発生も懸念される。」と示されています。

私の所属委員会<自治制度・行財政システム調査特別委員会> 2月22日開催

1.「行財政改革推進計画(平成24年度~28年度)」(案)が議論されました。

  • 計画の期間は、「先行き不透明な経済情勢にあるため」平成24年度~28年度の5年間となっています。この間の経費節減などは、一定の成果が出ているので「品質志向の区政運営」の確立を基本としています。さらに、生産性の向上を目指します。その他公有地及び区有施設の有効利用、職員の数の適正化、使用料・手数料の受益者負担の適正化など行財政改革を進めていきます。

<少子高齢社会調査特別委員会> 2月23日開催

1.研究会 開催

  • 「東京都の高齢者向け住宅施設について」  
    講師 東京都都市整備局 住宅政策推進部 企画調整担当課長 佐藤 章氏

2.委員会 報告事項

  • 「地域医療連携推進協議会・在宅医療検討部会」について
  •  「高齢者住宅関係施策の状況」について

<地域振興・まちづくり調査特別委員会> 2月22日開催

1.研究会 開催

  • 「地域商業再生とまちづくりについて」
    講師 福井県立大学 准教授 小川 雅人氏

2.委員会 中小企業融資あっせん借換資金が創設されます。

  • 複数の借入れを行い、月々の返済が大きな負担となっている事業者に対し、借換融資を創設することで、月々の返済負担軽減による資金繰り支援に寄与することを目的に創設されます。
    融資限度額:2,000万円以内(代表者が区民の場合は2,400万円以内)
    返済期間:10年(120ヵ月)以内 元金据置なし 利率(年):契約利率2.2
    利子補給 0.7 実質利率 1.5

<議会運営委員会> 2月24日開催

1.区議会への区民からの意見を頂きました。

  • 23年に、請願提出・生活保護・放射線量測定・費用弁償・議員からの郵送便についてご意見を頂き、事務局から回答をさせていただきました。

<文 教 委員会> 2月27・28日開催

1.アカデミー茗台の中に育成室を新設します。

  • 久堅地域の育成室待機児童が多いことから、「アカデミー茗台」7階の「現ボランティア活動室」を平成25年4月に「育成室」(公設民営)開設することになりました。40人定員で来年工事に入ります。

2.白山二丁目に、6月認可保育所が開設されます。

  • 認可保育所(仮称)「白山ひかり保育園」が6月1日に開設予定です。
    0歳~2歳が各9人、3歳~5歳が各11人の60人定員です。申し込みは、5月10日(木)まで。
    なお、2階及び3階は、「認知症高齢者グループホーム」が開設されます。

<厚 生 委員会> 2月28・29日開催

1.「文京区地域福祉計画(案)」が示されました。

  • 「文京区地域福祉計画」(24年度~26年度)の最終案が示されました。特に、特別養護老人ホームの待機者が多いことから、教育センターの跡地に新たな特別養護老人ホームの整備を進められます。

2.認知症高齢者グループホームが白山に開設されます。

  • 本年5月に白山2丁目に認知症高齢者グループホーム「(仮称)グループホーム白山みやびの郷」が開設されます。18人(2ユニット)現在入居者募集中。

3.知的障害者グループホーム・ケアホームが開設されます。

  • 本年4月から、春日2丁目に知的障害者グループホーム・ケアホーム「わかぎりの家」(定員男性5人、区民枠は2人)が開設されます。

私の所属<建 設 委員会>  2月29日開催

1.絶対高さ制限を定める高度地区の指定(第2次素案)が示されました。

  • 「第1次素案」の説明会で、区民の皆さんから「制限高さが高すぎる」とのご意見が多かったことから、今回の「第2次素案」では、算定を見直し全体的に高さ制限が低く提案されました。私から「既存不適格物件について建て替え時に同じ高さが1回容認されているが、建て替えに当たっては、今よりなるべく低く建てていただけるよう、区側が相談体制を整えていただきたい。つまり、建物の価値を高さでなく、他の要素(例えば防災面など)で確保するなど相談にのっていただきたい。」と要望し、そのような相談体制を整えていただくことを約束させました。

2.放射線測定器の貸出を始めています。

  • 子どもの生活環境をはじめ、区民の身の周りにある放射線の測定を区民自らが行うことで安全、安心をより確かなものとすることを目的に空間放射線測定器の無料貸出を2月から始めています。団体だけでなく、個人でも貸し出し可能です。ぜひ身の周りの気になる所を測定してみてください。

<総 務 区 民 委員会>  3月1・2日開催

1. 区役所24年度の組織改正について

  • 24年度の組織改正が示されました。高齢者福祉課の中に「社会参加支援係」が創設されます。「団塊の世代が社会に戻る時代に合わせ、高齢者の活動の場となるボランティアの育成。そして意識醸成と対応を総合調整していく。」との目的です。また、地域活動センターに副所長を置く。現場のニーズに判断できる人員を増やすとのことです。

2.「文京区暴力団廃止条例」を制定します。

  • 文京区では、「区並びに区民及び事業者による暴力団排除活動を推進するために措置等を定めることにより、区民の安全で平穏な生活を確保し、及び事業活動の健全な発展に寄与するために新たに定める」との目的で「文京区暴力団排除条例」を制定しました。 この条例制定により暴力団が文京区に入ってきて活動しないような抑止力になると考えます。

3.「ごうら荘」が24年度(25年3月)で事業廃止が決定しました。

  • ごうら荘は、築30年以上経ち老朽化が進んでいます。また、利用者数も激減していることからこの間庁内で検討されていましたが、改善が見られないことから24年度で廃止することになりました。以降は、協定民間宿泊施設による宿泊サービスを開始します。
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