改革ぶんきょう 会派意見

改革ぶんきょうの会派意見を申し上げます。
 24年度は、前年の東日本大震災の影響が区財政にどう影響するか不透明なスタートでしたが「品質志向の区政運営で区民の安心を紡ぐ予算」と位置付け執行されました。 歳入総額は、前年比1.8%増、特別区税収入も税制改正等の影響はありましたが、前年度比1.8%増と安定しました。しかし、実質単年度収支は前年同様赤字となり、経常収支比率も3年連続適正水準を上回っており、区はこのことを認識し、課題解決にあたるよう要望します。
 歳出は、待機児対策に私立認可保育園の開設、地域コーディネーター配置や小地域福祉活動の推進、新たな公共の担い手との協働、地域経済対策、文京総合体育館や第六中学校等の大規模施設改修が行われ、協働型社会構築の途上ではあるものの、自治の醸成が見られ、安定した行財政運営により、暮らしと福祉の向上、区民満足度が向上したことは評価します。
 しかしながら
・25階ラウンジの有効利用
・目的外使用料は、付加価値に配慮した算定にする
・SNSやホームページは、迅速に使いやすい情報発信に
・施設予約システムはさらに改善を
・総合防災訓練のあり方の検討を、災害時の安否確認の工夫と提案
・住居表示は、ポストや電話ボックスなどを有効活用して安全に努める
・B‐なびの活用の見直し
・ひとり親家庭及び非婚ひとり親家庭の支援には、不公平是正と支援拡大
・橋梁整備や歩道橋整備は、耐震強化と色彩など街の景観に配慮を
・急傾斜地がけ等改修策は、踏み込んだ公的な対策を
・自転車駐輪場は、駅からの距離など付加価値が違うのでコイン式へ移行
・新エネルギー等利用促進事業メニューに、マンション共有部分のLED化補助を
・特別支援学級等運営は、障害は「特性」として育て教育にあたること
・国民健康保険は医療費の削減、介護保険の給付費の削減を全庁的に取り組むこと
 以上審査の過程で、会派委員より指摘や提案された事項は、充分に検討され改善や拡充に努められるよう要望します。
 以上の意見を付して、文京区議会改革ぶんきょうは、平成24年度決算一般会計及び3特別会計を認定いたします。
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