会派意見

ぶんきょう未来の態度表明をいたします。
 平成28年度は、基本構想実施計画期間の最終年度を迎え、多様化・複雑化する区民ニーズにより迅速かつ柔軟に、さらに効果的に対応できるよう進行管理に努められました。
 また、社会保障関係経費の増加が見込まれるなかでも、区民の視点に立ち待機児童対策等の推進と共に、一時預かり事業や訪問型病児病後児保育の低所得世帯への減免措置を検討するなど、子育て支援に力を注がれ、地域ケアシステムの確実な構築に向けて、重責を担うケアマネジャーの質の向上に積極的に望まれるなど、取り組みを確認いたしました。
 条例でLGBTへの差別を禁止していることを工事事業者の契約書類に明記するとともに、性的少数者への対応指針を作るなど、条例の確実な周知に向けて動かれていることも高く評価します。
 しかしながら、区民が文京区を「心の行き届いたサービスを受けられるまち」だと実感を深められるよう、議会のチェックにも真摯に耳を傾け、PDCAサイクルに基づき課題解決を図ることを強く求めます。
次に要望です。
・改築で新しくなる学校施設は児童が利用しない放課後、長期休暇等、費用対効果の側面からも動線を配慮し、体育館、校庭だけでなく図書館、音楽室、家庭科室を地域開放し、歳入を増やすこと
・横浜市のようにネーミングライツを利用し、経費をかけなくても公共施設の備品等を充実させるなどの手法を取り入れること
・シビックセンターの便益施設について、銀行ATM,旅行代理店、展望レストラン等、サービス向上や競争性という視点を重視し不断の見直しを行うこと。
・青少年プラザの使用料はスピード感を持って無料にすること
・外部監査を復活させること。
・学校の施設管理は、定型的で経常的な業務と考えられることから民間活力を活用し、業務の効率化を図ること。
・UNWomen日本事務所と区のつながりを深めると共に一階からの移動を検討すること
・コミュニティバスの路線拡大及び本数を増やすこと。また、民間活力を活用してバス停の屋根や椅子の設置を実現すること
・高齢者へのおむつ事業は、障害福祉のおむつ事業に準じて行うと共に、ケアマネジャーを通じておむつの残量を調査すること。使用されなくなったおむつの回収について検討すること
・一定規模のマンション事業については、区と高齢者グループホームを設置することの協議の場を設けること 路上障害物になる看板の撤去、路上駐車・駐輪対策の強化、マンションのゴミ集積所の適切な設置について実効性のある条例等を整備すること。
・健康センターの抜本的見直しをはかり、より区民ニーズに対応できる施設とすること
・埋蔵文化財保管については、喫緊の課題とし、長期的な展望を含めた計画をつくること。 学校司書の派遣は週4日から5日に拡充すること。
以上、要望いたします。
次に、・幼稚園の保育料についてですが、平成28年度の値上げの条例提案にあたって、私達ぶんきょう未来としては、29年度を目途に保育園の保育料との整合性を取ることを前提に賛成しました。
 しかし、平成28年度中に整合性を図るための動きは見られず、隣の台東区と比べても、対応が遅すぎると言わざるを得ません。
 また、お茶の水・柳町こども園においては保育園児童と同じ時間、同じ保育内容でありながらも格差があり、不整合が見られることへの対応も再三指摘しているにも関わらず、対応が行われていません。とても残念です。
 春日・後楽園再開発事業については、平成28年3月に地域課題への対応を組合に対し求めるように区に要望しましたが、庁内でのアンケート調査から組合への提出まで半年間、対応が遅れたことは遺憾です。公益性の確保についても不十分でさらなる待機児童の増加などが懸念されます。 また、100億円補助金増額に関わる交渉過程に関わる書類や交渉記録が残されておらず、適正性を検証できないため増額については承知していませんし、公文書管理及び情報公開の面でも不適切であると指摘せざるを得ません。
・庁議資料については議事録などの政策形成過程が不透明で改善が必要です。
・総合体育館の不具合については、いまだに抜本的な検証がなされていません。
・施設設計については、障碍者差別撤廃法や子育て支援等、区が抱える課題が図面に落とし込まれていない設計が数多く見られ問題があると言わざるを得ません。ちなみに、青柳保育園の改築設計に対して会派として指摘した事項には対応がなされないまま実施されました。
など、1年間の取り組みが不十分であることも多く見受けられました。
 この予算委員会でわが会派がチェックして事項についてしっかりと改善され来年度予算に反映されることを強く望みます。
 以上の意見を付しぶんきょう未来は、平成28年度一般会計は認定しません。
 国民健康保険特別会計及び後期高齢者医療特別会計・介護保険特別会計は認定します。

 

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