会派意見

ぶんきょう未来の意見を申し上げます。
 修正案で指摘させていただいた通り「あり方についての議論が遅れたままでの育成室保育料改定」「学校司書の拡充」に関しては改善を求めます。
 さらに、委員会で指摘したように
・シビックセンター駐車場の利用実態を把握して、①カーシェアリング、②福祉リフトカーのシェアリングを導入し、経費削減と区民の利便性を高めること。
・土日祝日庁舎開館や時間に合わせて営業や利用ができるようにシビックセンター内のテナントに要請すること。
・B-ぐるを4路線化し、バスターミナル新設で区内をくまなく移動できるようにすること。 ・女性起業家支援の充実。
・「子育てしやすい街」になるため、区民ニーズに的確を捉え、切れ目のない子育て支援施策をパッケージ化すること。
・「子育て広場」は土日祝日利用を図るよう開館についても工夫し拡充すること。
・ガン撲滅のために乳がん検診の無料化。
・三歳児検診の休日受診。
・食品ロス問題への一層の取り組み。
・子育て支援計画策定に向けた実態調査の際には障害の有無によるニーズの差や世帯の経済状況での違いが明確になるような調査設計を行うこと。
・待機児童解消にむけ、区立幼稚園の3歳児学級の増設、預かり保育の定員拡大、時間の延長、前倒しでのこども園化を行うこと。
・選挙公報は視覚障害の方のための読み上げアプリを導入する等、障害のある有権者の投票をさらに支援・配慮すること。
・医療的ケア児の保育園入園を推進するため、医療的ケア提供スペース等、園内の環境整備を行うこと。
・学校改築の際はプールを温水化し、地域開放するなど地域の人が出会う場をつくること。
・児童相談所開設に向けては、丁寧に案件に関わるために一人あたりの担当件数が多くならないよう子ども家庭支援センターの職員を増やすこと。
・ひきこもりの実態調査を行い、ひきこもりの長期化による8050問題等に対しても、データに基づく的確な対策を考えること。
・子どものうつ病・自殺対策について幼稚園・保育園・小中学校の保護者・教職員にリーフレットを配布し、理解・啓発を深めること。ダブルケアラー・ヤングケアラーへの支援ともつながること。
・障害のある子の個別教材は個別指導計画に基づき購入してより適切な学習環境を整備すること。
・重度訪問介護及び移動支援については実態に合わせた支給を行うこと。
・子どもの受動喫煙に関しては、4月から都条例が施行されるので、実態把握を行い、周知を進めること。
・精神障がい者グループホームや通所施設の設置に向けて、法規制への対応や経済的な支援も含め支援を行うこと。
・人口増のための学校、保育子育て施設、高齢者施設などのニーズ増に対して再開発事業としても応えること。
・宅配ごみやごみ集積車用の車寄せ・歩道上空地整備に向けたまちづくりの仕組みを行うこと。
・根津2丁目の不燃化を進めること。
・根津・千駄木地域の中学校への特別支援学級の設置のこと。
・生徒へのSOGI対応として規定の制服等について選択肢を用意すること。
・簡易宿所の規制については、都市計画部門での取り組みを行うとともに、指導要領の見直しを行うこと。
・文京区職員の男性対象者の育児休業の数値目標を設定すること。
・地域防災計画だけでなく災害時事業継続計画や職員行動マニュアルもこれまでの検討をもとに改定すること。
・国際学級の設置や国際バカロレアの導入について検討すること。
・総合体育館不具合の根本的原因検証を行うこと。
・住宅宿泊事業者の管理体制と用途地域による制限について考え直すこと。
・シルバー人材センターの派遣事業への展開については適切なマッチングが行えるよう、ハードソフト両面の体制整備を支援すること。
を要望します。
 しかしながら、子どもの貧困対策、保育所待機児童緊急対策、医療的ケア児在宅レスパイト、小学校の改築や学校快快適性向上の事業の拡大、介護人材確保・定着支援事業、避難所キットの導入、無電柱化推進計画策定、高齢者福祉説の整備等々、ぶんきょう未来の予算要望を多く盛り込まれた予算ともなっており、これらについての確実な執行をお願いしたく平成30年度一般会計、3特別会計に賛成します。
 また、私達が提案した修正案は区長の予算編成権を侵さない範囲での増額修正であり、その内容も今後区政が目指すべき方向性に適ったものと考えています。従いまして、区長原案全体を否定するものではないことを申し添えます。

 

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