「ぶんきょう未来」会派意見

平成31年度予算審査にあたりぶんきょう未来の会派意見を申し上げます。
基金については余裕があり、税収も追い風のこの時期に、一定の財政出動を図り区民にニーズに的確に応えて頂きたいとまずは強く要望いたします。また、予算編成過程においては事業の妥当性や有効性等を的確に見積もり、無駄の削減を徹底することも求めます。
次に個別の施策について意見および要望を申し上げます。
起債については、金利の安い公的銀行で借り入れ、繰り上げ返済も今後検討していくこと。特に住民税減税補てん債については早急な対応を求めます。
外部監査を復活し、外部からの幅広い意見を取り入れること。
同性パートナーシップについては請願採択の趣旨を踏まえ対応すること。
公衆無線LANについては、来年度の拡大を評価します。引き続き、区民ニーズや外国人観光客への対応も踏まえた拡充を検討すること。
Bぐるについては早急な新路線の拡大ほか運行間隔の短縮や逆路線の検討を進めること。
食品ロス対策は全庁的に進めること。
特別支援学級に通う子供たちの移動支援については来年度の拡充では不充分です。
今後も利用者やその家族に寄り添い、経済的・精神的負担軽減に向け努力すること。
高齢者紙おむつ支給については介護度よりも必要な方に行き渡るよう検討を重ねること。
こども宅食プロジェクトについては、運営費の精査や寄付の継続についてなど課題を整理しつつ事業を 進めること。
男性配偶者への暴力に対する相談機能を充実させること。
また相談事業については夜間や休日の開設を検討すること。
障害者施策については3障害同一の観点から所管課を統一するなどの対応を検討すること。
春日後楽園駅前再開発事業については公共性の確保について一層検討していくこと。
建築紛争の予防については調整が事前に円滑に進むよう新たな仕組みを検討すること。
危険と思われる信号の音声案内は早急に対応し改善すること。
巻石通りの無電柱化は工期縮小を検討すること。
校則について、合理的配慮に欠けるものは絶えず見直すよう教育委員会が各学校に働きかけること。
不登校の子供については充分な学習の機会を保障し、個への対応も的確に行うこと。
35人学級を早期に実現すること。
学びの教室の教材費は必要に応じて予算増額を検討すること。
文化財収蔵庫の収納については立体的な活用など、より効率的な収納を図ること。
以上要望します。
尚、コンソーシアムを活用した液体ミルクの備蓄については、期待が寄せられる一方で乳児への安全 確保や提供する上での説明責任また、リスクマネージメントが極めて重要です。質疑の中では私たち が求めてきたWHOコードは順守されるのか。また必要本数の根拠についても不明確でであったこと などはとても遺憾です。よって付帯決議案を提出いたしました。
あわせてプレス発表の後に入札に至った経緯についても、事前調査や状況把握が不充分であったこと を指摘します。今後事業の実施にあってはその安全性や必要性および継続性について議会としても注 視していくべきと認識しています。区としても慎重な対応を強く求めます。
また、中学校特別支援学級については来年度必要な地域に設置が見送られたことも、納得できません。 当事者の切実な声を今一度真摯に受け止め、早急な設置をあわせて強く要望いたします。
以上意見を付し、ぶんきょう未来は平成31年度一般会計、国民健康保険特別会計・介護保険特別 会計・後期高齢者医療特別会計には賛成いたします。
尚、日本共産党提案の修正案については、区民負担軽減という点では共感いたしますが、その内容や計 上額については賛同いたしかねますので反対をいたします。

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