兵庫県豊岡市 視察報告
(主催:公共品質マネジメントフォーラム)

■ 2010年3月20日(土)

■ 2010年3月20日(土)

「但馬の小京都」と言われる城下町のまちづくりを散策しながら説明を受けました。橋梁や建物全てが景観を統一しています。「びっ藏」の名称で、みやげ屋を誘致しています。

「出石永楽館」は、明治34年に開館した近畿最古の芝居小屋で、昭和39年閉館しましたが、市が、平成20年に大改修しました。今では、歌舞伎やお芝居・落語・コンサート会場になり、活用されています。

観光客や散策で訪れる人が迷子にならないようにと、電柱に通りの案内が示され、携帯でQRコードを読み込むと自分の居場所が確認できるシステムが表示されています。和田さんが早速パシャリ、なるほど!

瓦屋根をアレンジした案内看板は、まちの景観にマッチしています。

PQMメンバーと出石城跡前で記念写真です。まちはお祭りの人で賑わっていました。

■ 上兵庫県立 コウノトリの郷公園

今回が2回目の陸前高田市を訪れました。気仙沼からは鉄道が復旧していません。タクシーをチャーターして市の中心部に入りました。見渡すところ全てが壊滅的な被害を受けていた市内中心部、昨年8月視察した時は、瓦礫処理すら手が付けられていませんでしたが、今回は、いたるところにシャベルカーが動き、瓦礫処理や地盤改良、新たな施設建設の様子が見られました。
 2万本のうち1本残った高田の松は、被災地陸前高田市のシンボルになっています。市民の気持ちや対策が施され何とか健在でした。また何年か後には、松林がきっと復活するでしょう。
 「陸前高田市役所」は、津波で全壊の壊滅的な被災を受けました。まだ中身がみんな流された庁舎だけが建っていました。現在は、車で5分ほどの高台に仮設庁舎(ほとんど本庁舎)を建てられ市役所の機能を果たしていました。今回は、面会の予約なしで議会に資料を頂きに参りましたが、議会事務局と登庁していらした市議会議員 菅野広紀氏が丁寧に対応して頂き、少しお話を伺うことができました。
 「陸前高田市震災復興計画」によると、高所移転を基本とした山側に新たなコンパクトな市街地の形成、被災した海岸地域の低地部は、市の根幹的産業と連携した新産業ゾーン、公園、農地等の活用、市のシンボルの高田松原公園の再生に「防災メモリアル公園ゾーン」などの整備が計画されています。
 しかし、市役所の庁舎が残った市と比べて全壊した陸前高田市は、職員や議員も亡くなった方がいるなど大変な被災状況です。専門の職員も数も少なく困難な状況であると実感しました。

3月21日(日)

■ 市立 植村直己冒険館

世界的冒険家で知られ、国民栄誉賞受賞の植村直己さんの故郷にある日高の冒険館を案内して頂きました。装備品や写真などが展示され、職員の方から説明を受けました。植村氏の精神を継承して、年に一度、冒険家を表彰する制度を設けています。

■ 県立 但馬(たじま)ドーム

開閉式ドームを備えたスポーツ施設(総建築費50億円)を見学しました。自然を生かした公園と一体化した施設は、兵庫県勤労福祉協会が指定管理になって管理運営されています。県からの条件やメンテナンスに経費が掛かり、利用率や収益を上げるのに苦労しているようでした。

■ その他 豊岡市の地場産業

開閉式ドームを備えたスポーツ施設(総建築費50億円)を見学しました。自然を生かした公園と一体化した施設は、兵庫県勤労福祉協会が指定管理になって管理運営されています。県からの条件やメンテナンスに経費が掛かり、利用率や収益を上げるのに苦労しているようでした。

開閉式ドームを備えたスポーツ施設(総建築費50億円)を見学しました。自然を生かした公園と一体化した施設は、兵庫県勤労福祉協会が指定管理になって管理運営されています。県からの条件やメンテナンスに経費が掛かり、利用率や収益を上げるのに苦労しているようでした。

開閉式ドームを備えたスポーツ施設(総建築費50億円)を見学しました。自然を生かした公園と一体化した施設は、兵庫県勤労福祉協会が指定管理になって管理運営されています。県からの条件やメンテナンスに経費が掛かり、利用率や収益を上げるのに苦労しているようでした。

開閉式ドームを備えたスポーツ施設(総建築費50億円)を見学しました。自然を生かした公園と一体化した施設は、兵庫県勤労福祉協会が指定管理になって管理運営されています。県からの条件やメンテナンスに経費が掛かり、利用率や収益を上げるのに苦労しているようでした。

■ 報告後記

低気圧の影響で不安定な天候のため、プロペラ機が飛ぶかどうか心配しながら、但馬空港まで送ってくださいました。真野副市長さん、加藤観光課長さん、お世話になりました。文京区の観光行政、まちづくり、ソーシャルキャピタルなど参考になる、大変貴重な視察でした。

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