8月19日(金)秋田県五城目町役場・町議会

・13時~五城目町総務課長より、町の概要説明を受ける。(人口:9481人/27年)
・13時20分~五城目町議会の議場や控え室を見学(議員数:14名)
・13時~まちづくり課まちづくり係長柴田浩之氏より、まちづくりの取組みの説明を受ける。(現地は翌日見学) ・「木の町」として栄え、町の施設等ふんだんに木材を活かした建物が多い。
・「520年続く朝市(3回/週)」の活性化事業として「ごじょうめ朝市Plus+」という日曜日の臨時市を新たに加え、若者たちの出店の工夫を促し、朝市に新たな魅力を加え復活させている。
・「地域おこし協力隊」3名の若者が、学校跡地を活用して「企業誘致・起業支援」「移住促進」の事業を展開している。
・茅葺古民家を再利用した宿泊体験施設の運用など、町の方との橋渡しを行っている。

8月19日(金)五城目町第一中学校(校舎見学・食育など)

・町の資産、木材をふんだんに利用した校舎、玄関ドアも伝統の「組子」が使われている。 

・栄養士の先生から、町の地産地消の給食理念を伺う。夏休みに、玉ねぎなど下処理した野菜を冷凍しておき、野菜をたくさん食べるメニューを組み立てている。 ・給食の食べ残しゼロの取組みや町の人を招いて食堂を開催しているとのこと。
☆オプション:福禄寿酒造「一白水生」蔵元の見学(町の銘酒)

8月20日(土)朝市・交流館・シェアビレッジ

・520年続く伝統の朝市を見学、この日は定例市で、人出は少なかった。(野菜や惣菜)

ちよだ五城目交流館、千代田区との姉妹都市交流の基地、民間有志で古い民家を活用。

・134年の茅葺古民家を再利用する目的で、クラウドファンディング(86人で571万)で資金調達したシェアビレッジ。(左の写真)家守 半田理人氏の説明を受ける。宿泊体験施設の管理運営は会社(はばたく)を設立して運営し、都会の若者が集まる「シェアビレッジ町村」を創設、全国にこの運動を広げている。2015年のグットデザイン賞ベスト100にも選ばれている。(町の資金は無しで運営)

8月20日(土)地域活性化支援センター

<施設の説明>
役場まちづくり課長 澤田石清樹氏
・築12年の小学校の廃校校舎をレンタルオフィスの施設として改修。(改修費は国の補助金2千万円のみ)
・新たな雇用・起業数 延べ50人。転入世帯数延25世帯、千代田区との交流等
・雇用を創出する場。起業やコミュニティ活動の支援の事業を2013年3月に開設。
・オフィス11室月額2万円、増室で21室になる。事業支援棟月額 3万円。

<運営の説明>
五城目地域おこし協力隊 石田万梨奈さん
・この施設を活用しての起業支援や町の方たちを巻き込んで「新しい発想で地域産業を活性化する」ことを目的に、町に住んで事業展開している。現在2年半が経過。
・行政の基本計画(雇用・移住定住・第6次産業)を推進するためのお手伝いをしている。協力隊員は3名。期限3年間
・町の魅力の発見・発信・創造のチャレンジ。(木苺ジャム製造、子育て支援セミナーなど)

8月21日(日)秋田県「八郎潟干拓博物館」・国際教養大学・図書館

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・毎年のように潟から溢れる洪水で八郎潟の人たちは苦しめられていた。農民を貧困から救い水害から湖岸地域を守るため、また新田開発と食糧増産を目的に、江戸後期に八郎潟の干拓が始まった。その後昭和40年完了し、大規模な農地、大型機械農法など生産性の高い日本の農業のモデルになった。しかしこの自然を本当は残した方が良かったとも思う。

国際教養大学の図書館は、365日24時間一般開放している。
・木目を生かした落ち着いた建物と教室で、ネーミングライツで地元企業から資金を調達している。
・数多くの留学生が在学し、インターナショナルな公立大学として2004年に設置。

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