2010年第四回定例議会報告

<清掃・リサイクル調査特別委員会> 11月29日開催

1.「モノ・プラン文京の改定」に関する区民の反応は。

  • 「モノ・プラン文京の改定」に関する「パブリックコメント」が2件、「説明会参加者」が28名、意見16件とかなり関心度が低い結果でした。

2.事業用大規模建築物実施調査について

  • 現在3,000㎡以上の事業用大規模建築物の所有者等に「建築物管理責任者」の選任と「再利用に関する計画」の作成・提出を義務付けています。今後は、その範囲を1,000㎡以上に拡大することを検討するにあたり、対象建築物を把握するために調査を行いました。

私の所属委員会<自治制度・行財政システム調査特別委員会> 11月29日開催

1.「行政評価の目的、手法、意義」の研究会が開催されました。

  • 事務事業評価を始めて丸10年になります。前回の委員会で、第二弾への見直しの時期であると区側も認識しました。そこで今回は、明治大学公共政策大学院 ガバナンス研究科 北大路信郷教授に講師を依頼して講義を受けました。行政評価には、事務事業評価のような予算を単位とした結果を求められるもの、さらにプログラム評価のような行政活動に対する付加価値の評価など、その評価の目的なあったの評価手法を導入することが重要であることを学びました。文京区も是非「プログラム評価」に移行していただきたいと思います。

<文京アカデミー推進調査特別委員会> 11月30日開催

1.「文京区アカデミー推進計画」(素案)が示されました。

  • 基本構想の分野ごとの将来像(10年後にあるべき姿)を、具現化するための基本理念を今計画に盛り込みました。

2.スポーツ施設の指定管理者との協議結果。

  • スポーツ施設の指定管理者である「東京ドームグループ」と自主事業収入の還元、自主事業の範囲及び利益還元の適用時期について協議の結果が報告されました。これにより、自主事業による収入額が出た場合は、50%区に還元することになりました。

<防災・安全安心まちづくり特別委員会> 11月30日開催

1.大地震の際、区役所本体が被害を受ける想定で非常時優先業務の計画が検討されています。

  • 非常時優先業務(優先度の高い通常業務)のうち、24時間から3日以内、1~3日以内、30日以内、とランク分けして81件を絞り出しました。私からは、「①神戸市など、過去に地震被害を受けた地域の実際の情報を得ること。②ライフライン(電気・水道・ガス・交通機関等)また、警察などの関係機関との連携を計画に組み込むこと。」を要望しました。

2.区の職員の図上訓練を行います。

  • 1月23日(日)に区の職員の図上訓練を行います。私からは、「①図上訓練であれば、課題を設定して対処の方法を学習するように。②区民の中に区・23区・東京都のOBがおられるはずですので、その方たちに避難所運営に協力してくださるよう働くかけてほしい」と意見を言いました。

<議会運営委員会> 12月1日開催

1.議会図書の購入費を節約しています。

  • 毎年整備している「議会図書室」の一般図書について、私からの提案で、今年度は改善・節約することになりました。議会図書室の購入条件を「共有できる必要性が高い本」を購入することとし、政務調査費で対応できるところは、議員各自が購入するという改善に至りました。

<厚 生 委員会> 12月3日開催

1.新たに「高齢者安心見守り体制」がスタートします。

  • 従来からある事業に加えて、高齢者への定期的な訪問など、より積極的できめ細かな見守り事業を展開することになりました。①75歳以上の高齢者で、要介護認定者、高齢者サービス利用者、地域包括センターが実態把握している人を除いた「比較的元気な高齢者」を対象に日常生活状況、見守りの希望などについて聞き取りを行い、各種事業の紹介や個々人の状況に応じた見守りにつなげていくことになりました。対象者数は、約12,900人。状況把握訪問は、23年1月~3月駒込生活圏域の約2,900人、4月~9月富坂・本駒込・大塚生活圏域約10,000人。新たな見守り事業は、23年5月~駒込生活圏域、5月以降順次、富坂・本駒込・大塚生活圏域で実施していく予定です。

2.新・教育センターの建設にともない「療育部門」の充実について

  • 新・教育センターが建設されることのよって、「療育部門」も拡充されます。①今まで分かれていた発達相談は、「教育相談室」と「子ども発達相談」の窓口が一本化されます。②「児童ディサービス」利用者22人⇒30人に ③新たに「学齢期ディサービス」利用者10人/日 が計画されました。



私の所属<文 教 委員会> 12月2・3日開催

1.第三中学校内育成室設置の再検討について

  • 地域の育成室は、定員オーバーや待機児が多くと近年入室希望が多くなっていることから、来年度から第三中学校に開設されることが、第三回定例会で確認されました。その後、開設が予定されていた「金工室」の場所については、①三中生徒との動線交錯 ②生活音が授業に影響する などのご意見が三中PTAや柳町・水道・柳町第2育成室保護者から出され、再考を求められました。こうしたことから、区としては、「金工室」案を断念し、他の場所での検討を開始しました。よって、来年4月最初の開設は、事実上不可能となり、開設までの仮育成室の検討もされることになりました。

2.新しい認可保育園が、来年4月に新たに2園開設されます。

(仮称)小学館アカデミー小石川保育園(仮称)こころの保育園文京西片
小石川2-1-12小石川トーセイビル2階西片2-1-1
㈱小学館集英社プロダクション社会福祉法人 三幸福祉会
(当面)45人

0歳1歳2歳3歳
9人12人12人12人

24年度から5歳児―12人
25年度から5歳児―12人の園児受け入れ予定(定員69人)
91人

1歳2歳2歳4歳5歳
14人17人20人20人20人
平成23年度4月1日
午前7時15分から午後7時15分まで
  • 保育園の待機児が多い地域の認可保育園の開設は、大変歓迎すべきことです。しかし、文京区のニーズは、育児休暇をとった後の「1歳児」対応が喫緊の課題で酢。さらに、民間の保育園ができることから「保育の質」の確保をしっかり行うように要望しました。

3.中学校の自由選択制、来年度の希望校調査の中間報告。

  • 自由選択性による、来年度中学校の希望状況が報告されました。これにより、第六・本郷台・音羽中学校が抽選することになりました。

4.区立図書館のインターネット対応の工事のため、臨時休館になります。

  • 図書館のインターネット予約システムが予想を超える勢いで(このところ年間20万円から110万件に)あることから、システムを停止して機器の入れ替えなどの工事にかかることになりました。12月29日からの年末年始の休館を延長して1月10日まで臨時休館いたします。

<建 設 委員会>  12月6日開催

1.「千駄木駅周辺地区まちづくり基本計画(素案)」が示されました。

  • 根津地域についで、千駄木駅周辺のまちづくりの計画を策定します。今後は、区民意見募集や住民説明会が開催され、23年3月に策定予定です。

2.休止中の新江戸川公園集会場「松聲閣」を、また利用することになりました。

  • 新江戸川公園集会場「松聲閣」は、老朽化と耐震性に問題ああることから、平成18年以降休止していました。このたび、再整備してまた区民の皆さんに利用していただくための計画に踏み出しました。プロポーザル方式で、事業者を選定して、改築工事をして26年度中には事業開始の運びとします。

3.「千駄木ふれあいの杜」用地を寄付していただきました。

  • 「千駄木ふれあいの杜」を、土地所有者から区に無償で寄付していただきました。今後は、境界確定や登記など済ませて、23年6月には、都市公園として設置いたします。

<総 務 区 民 委員会>  12月7日開催

1.「新・基本構想実施計画(素案)」が示されました。

  • 平成23~25年度の245事業(新規46、レベルアップ61、継続138)の基本構想実施計画(素案)が示されました。区民の意見募集・説明会を行って、今年度中に策定します。

2.B-ぐる第二路線(小石川地域)の運行に向けて。

  • B-ぐる第二路線運行に向けて、プロポーザル方式で事業者を選定します。今回プロポーザルの前提条件が示されました。来年1月地域住民説明会、2月議会で「事業者と運行予定路線」を報告。3月バス停や事業許可申請に向けた準備。23年度の秋ごろ運行開始予定です。



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