2020年2月 会派意見
会派意見
「創」の会派意見を申し上げます。
令和2年度は予算規模1,112億7,000万円となり、文京区史上最大を3年連続で更新しています。
しかし、深刻化している新型コロナウイルス感染症の影響が令和2年度の事業執行にどの程度表れるのか、見通しが立ちません。そのような状況を踏まえ、令和2年度の文京区の事業運営のベースとなる当初予算の審査を行いました。
態度表明に先立ち、「創」の要望・指摘事項を確認させていただきます。
ロジックモデルと財務情報・非財務情報が同時にわかる評価の仕組みづくりとEBPMの推進。区の計画等への子どもの参画。ナッジユニットの設立。就職氷河期世代の積極採用やアラフォークライシス、7040問題等への取り組み。多胎児育児支援など都新規補助事業の活用。
パートナーシップ宣誓を活用した高齢カップルの意思決定支援。ジェンダー平等の環境整備と男性職員育休取得の数値目標設定。防災士の活動支援。東大国際宿舎等の在住外国人・留学生との防災等での連携。都知事選開票事務の迅速化。
各避難所のペット同行避難ルール作り。神田川右岸の水害時垂直避難の協定協議の推進。避難行動要支援者に対応する避難訓練。災害用ドローン導入。シビックセンターから後楽園駅までのペデストリアンデッキ、区民センターまでの地下通路、3階までのエスカレーターの整備。
B-ぐる第4路線の早期実現。区民施設のカラオケ機器の設備の改善。施設予約ネットのアジャイルでの開発。個人番号カード交付の事務改善。新型コロナウイルス対策緊急資金の返済への配慮。全庁的な押印の見直し、電子申請の推進。ふるさと歴史館と文化財保護係の組織統合。
あらゆる世代が人生100年時代を見据えるハッピーエイジングフェスタ。身寄りのない区民の死後事務委任のしくみの充実。8050問題について安心できる相談窓口とサポートメニューの整備。歯科医師会等と連携した重点的オーラルフレイル予防。
スターティングストロングプロジェクトの拡充。湯島幼稚園・後楽幼稚園の建て替え後のこども園における0歳児保育。茗荷谷周辺での病児・病後児保育事業。
東京都新型コロナウイルス感染症対策の最新情報のオープンデータ。文京区自殺対策計画に基づく区民の命と健康を守る対策。糖尿病性腎症重症化予防対象者の追跡サポート。ハッピーベジタブル大作戦と食べ切り協力店、禁煙ステッカー、カロリー・糖質表示等の一本化。
バリアフリーマップの作成。SDGs「住み続けられるまちづくりを」の視点による都市マスタープランの見直し。建築紛争の予防に対する業務改善の適切な取り組み。プラスチックごみ削減のための象徴的・啓発的な取り組み。気候非常事態宣言の検討。
定期駐輪場の料金の見直し、一時駐輪場の増設。都と国と連携し、物理的に歩行者と自動車を分けた自転車専用道か歩道拡幅による歩道内の自転車通行帯の整備。子どもの遊び場を含む公園の拡充。茗台中西側道路占用地に子どもの遊び場設置。巻石通り無電柱化工事の短縮。
臨時休校の対応として、利用できる学校施設の開放。人口増に対応する学区域の弾力化の検討。幼保一元化推進と保育教諭資格者100%の達成と保育園・幼稚園・こども園の枠のない人事。文科省GIGAスクール構想の補助事業活用による教育用端末児童生徒一人一台の実現。英語力向上事業の充実。いじめや暴力行為の未然防止にも繋がるいのちと心の教育の推進事業。竹早公園の再整備と合わせた小石川図書館の建て替え。行政情報センターでの図書の貸出。
その他、委員会審議において会派「創」が指摘した項目について、今後さらに取り入れられるように望みます。
以上の意見を付しまして、令和2年度4会計予算に賛成します。