■7月10日(水)◇市内視察

中正記念堂

  • 初代総統である蒋介石の顕彰施設です。警護及び毎時交代儀式が行われていて、儀仗隊交代式は台湾観光の名物となっています。交代式は、数日後撤廃になり、運よく最後に観られました。

龍 山 寺

・台北市内で最古の寺院であり、国家古蹟です。

・台湾人の信仰の深さを感じました。

台湾日本関係協会懇談交流会

〇相手方:

外交部亜東太平洋司
 台湾日本関係協会
 副秘書長 陳 志任氏 
 林 慶鴻氏 他1名

  • コロナで交流中断を経て8年ぶりの台湾への公式訪問となりました。
    ご報告では、台湾から日本へのインバウンドは増加しました。特に人気NO1は日本とのことです。
    しかし、日本から台湾への訪問及び観光客数は、まだコロナ前ほどは回復していないようです。
    私の今回の訪問の印象としては、近代的な建物が増えたこと、一方で伝統的な台湾文化の継承や保存がしっかりされているバランスの取れた街並みと感じました。

■7月11日(木)【午前】 ◇台北市議会

◇台北市 政府教育局 (公立教育について)

〇相手方:台北市政府教育局 専門委員 呉 金盛氏 他 教育局担当職員の皆さん

  • 112年度(昨年度)の台北市学校概要 10項目の教育戦略的プログラムの実績と今後の方針等の説明を受けました。

  • 2歳から12歳までの教育プロブラムの実践、「自主学」(自主的に研究する)が特徴的です
  • 台湾市の子ども達が、海外短期留学などを体験させて世界に通用する人材に育てていくというグローバルな計画に感銘を受けました。「文京区も受け入れられる環境を整えたい」と私から提案しました。

■7月11日(木)【午後】 ◇新北市議会

〇相手方:新北市議会
 副秘書長 李 政勲 氏

  • 初めて、新北市を訪れましたが、市議会の行政区の地域特徴や代表議員(選挙区は11)の紹介プロモーションビデオを拝見し理解しました。このような議会紹介ビデオが文京区でも作りたいです。

  • 議会庁視察 (本会議場見学、席の周りに多くの資料が置かれ、水筒も準備されていました)

  • 会史庁視察 (議会の歴史と地域の特徴が展示されていました)

◇新北市 (経済発展局)

〇相手方:
新北市政府経済発展局
副局長 盛 筱蓉 氏
主任  陳 富添 氏他
    (データベース)

  • 新北市のAIやデジタル技術が進んだ市の取組みや街づくりをヒアリングしました。
  • 想像以上にDXシステムや技術を取り入れた「産業経済近代都市」を創り実践していました。
  • 国からの予算41億元、市有地から開発し、足らないのでこれからは私有地活用を進めるそうです。私はDX化の産業街づくりを学び素晴らしいと感動しました。見習って文京区も進めるべきです。
  • 中央監視室(左下写真)や、街中にはWi-Fiや防災機能等を装備した電柱(右下写真)を見学
  • 今後文京区との交流を深めて、先進DX都市を文京区も取り入れ、環境問題やSDG2、防災や地震対策の取組みを一緒に進めさせていただきたいと提案しました。

■7月12日(金) ◇松山文化クリエイティブパーク (複合文化展示施設)

◇台北市 政府教育局 (公立教育について)

〇相手方:財団法人台北市基金会 松山文創園区
     業務発展所 国際事務組 経理 (マネージャー)楊 晶晶 氏

  • 元は「葉巻たばこ工場」(1998年生産停止)の跡地で、2001年に市定古跡、2010年に正式に転換し、現在の名称となりました。
  • かつては、たばこ工場の職人が最大で2千人も働き、宿舎もあった広大な敷地で、公園や中庭など整備されていました。
  • 「若者芸術」の推進の拠点としてリノベーションした建物内は、「作品展示や販売」の店として活用されていました。休日は、若者に人気のスポットになっているそうです。
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