6月30日(月)

■ 青森市

青森駅前の市街地再開発の視察です。文京区も近頃、大型再開発が3箇所で計画されています。後楽や茗荷谷駅前、区役所前の小石川で、超高層のビルが計画されています。ハード面だけでなく、ソフト、そして役所の姿勢が問われます。その点を伺ってきました。 郊外に広がる住宅や民間の大型商業地区を規制し、市街中心部を守るための「コンパクトシティ」構想は、なかなか困難を極めています。2010年に新幹線も開通し、新たな街づくりに課題を抱えていました。

「アウガ」は、地下1階、地上9階建てで、地下には、もともとこの地にあった市場を再建し活気づいていました。1~4階には、若者向けの専門店街が約50店舗あります。5~6階に男女共同参画社会の形成を図るための拠点「男女共同プラザ(カダール)」が併設されています。さらに、6~9階に、なかなか立派で、親しみやすい「青森市図書館」が整備されていました。駅前の利点が生かされ、利用度が高い施設です。

7月1日(火)

■ 十和田市

青森市から 八甲田連峰を車で走りぬけ、十和田市に向かいました。市役所前通り(官庁街)の街づくりの視察です。前面道路の整備と現代美術館を建設するなどの経緯を伺いました。しかし、少し離れた商店街は、「シャッター通り」になっています。このギャップに矛盾を感じます。つまり、役所の前と街中の活性化のバランスの悪さが気になりました。観光客を街へ誘導する策が喫緊の課題のようです。

■ 三沢市

午後は、ローカル電車で三沢市へ移動。はじめに「寺山修司記念館」続いて「三沢航空科学館」の2箇所見せていただき、米軍基地問題も伺いました。ウーン・・箱物、交付金の行政運営(?)「基地の町」の課題など地方行政の実態!を知らされました。

トップへ戻る