◇初めに、大西一史熊本市長から熊本地震体験した市長として報告を受けました。(主なポイント)
・13時~五城目町総務課長より、町の概要説明を受ける。(人口:9481人/27年)
・13時20分~五城目町議会の議場や控え室を見学(議員数:14名)
①風水害対策が先行し、大規模地震は想定外だった。
②災害対策を指揮する部屋の機能は重要だ。(実際の部屋はシャンデリアが落ちてきそうで移転した)
③住家被害の判定員が不足、余震が続いたので家で寝れない避難者(車中泊)が想定外に多く連休まで大変だった。
④5/8に小、中学校再開したことが大きな節目になった。9/15全避難所閉鎖。8/6日「火の国祭り」を行うことで復興への機運が増した。
⑤第7次総合計画、前半を復興計画とする。熊本市民病院の早期再開(現在入院患者を転院させている)や熊本駅再開発を同時に進め、復興プロジェクトは2年で行う予定。
◇課題
①3日分の水や食料の備蓄を、最初の2-3日が水不足
②情報はテレビ、携帯電話、避難所の携帯充電器配備を
③WIFIは必ず必要、市長自らツイッターを配信した。
③避難所の認知度が低かった(知っている人3割、若い人は知らない)
④避難所の避難者は半数が受け身、運営に関わらない。
⑤車中泊や指定されていない避難所に避難する人が多くて状況把握や救援物資配給が困難だった。
(情報の共有が課題)
◇次に、熊本県庁 危機管理防災課 有浦 隆氏 の報告
①ピラミッド型の組織運営では、下から見ると誰が指揮官かわからない。
②地震における死亡が50人なのに関連死が89人は問題。②水4リットルリュックに背負い、うちわと塩が必需品だった。②女性と子供目線で準備をすること。そうでないと1時間ももたない。
③被害発生直後から行政の事務、訓練が必要。罹災証明などスピーディーに。
④各避難所は、住民がリーダーになって運勢すべき。
⑤セットパックリュック方式を採用すべき。
◇次に、大分市議会のBTP(業務継続計画)が紹介されました。(大分市議会副議長 今山裕之氏)
◇熊本市議会は、議員は4月中地元で活動。6月に1日だけ議会開催して緊急案件だけ議決した。