成澤区長は22年度の予算を、「子ども、高齢者、区民の暮らしの3つを守る三守り予算」と位置付けられました。厳しい経済情勢の中、区税が減収する一方で、時代のニーズに即した新規事業や喫緊の区政課題に対して果敢に予算を配分し、三守り予算の名に相応しいバランスの取れた予算編成であると同時に、我が会派からの要望も反映していただいた予算案であることを評価致します。
歳入については、基金の適切な活用等により、財源の確保に努められたことを評価致します。
歳出については、限られた財源の中で有効性・効率性を精査し、区民ニーズを的確に捉え、子育て支援、高齢者施策、景気対策などの重点施策に予算配分されたことを評価致します。
一方で、大規模な区民施設整備や職員のスキルアップ、待機児童対策、特別支援教育の充実など、区政における喫緊の課題も残されており、これらについても意を用いて積極的に取り組まれたい。 尚、予算審査の過程において、我が会派から指摘させて頂いた事項に関しては、検討の上実現化に向けて順次対応されますよう要望致します。
以上の意見を付しまして、民主クラブは、平成22年度一般会計予算、国民健康保険特別会計、老人保健特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計の5会計予算に賛成致します。