2011年第四回定例議会報告

<災害対策調査特別委員会> 11月28日開催

1.研究会 開催

  • 「東日本大震災に学ぶ基礎自治体の防災」
    講師 明治大学大学院政治経済研究科 特任教授 中林一樹 氏

2.「石川啄木ゆかりの地」(盛岡市)と災害時における相互応援の協定が結ばれました。

  • 石川啄木ゆかりの地である盛岡市と文京区は、地震、風水害等により大規模災害が発生し、被災した自治体独自では十分に被災者の救援等に応急措置が実施できない場合は、相互の応援協力することにより、被災地地域の応急対策及び復旧対策を円滑かつ迅速に遂行するため協定を締結しました。

私の所属委員会<自治制度・行財政システム調査特別委員会> 11月28日開催

1.研究会 開催

  • 「地域主権改革とこれからの地方自治」
    講師 首都大学東京大学院社会科学研究科 教授 伊藤 正次 氏

2.「行財政改革推進計画(素案)」について

  • 行革がこの間進められていますが、次回(第四時)の「行財政改革推進計画(平成24年度~28年度)」の素案が出されました。今回の計画の性格は、「行政サービスの品質を上げる」ことを目的にしています。また、使用料・手数料の料金設定については、原価と現行料金のかい離を配慮して設定をすることと、原則として3年ごとに改定していきます。

<少子高齢社会調査特別委員会> 11月29日開催

1.研究会 開催

  • 「児童虐待への東京都児童相談所の果たすべき責任について」
    講師 東京都福祉保健局 児童相談センター 相談処遇課長 奥田 晃久 氏

2.委員会 高齢者虐待の防止と養護者に対する支援について

  • 文京区でも高齢者の虐待の実態はありますが、潜在化しています。高齢者の養護者への支援をきっちりとすることで虐待を減らしていきます。

<地域振興・まちづくり調査特別委員会> 11月29日開催

1.融資あっせん事業・経営相談の実施状況について

  • 不況が長期化することから、区内の中小零細企業の経営状況は最悪の状況です。リーマンショック、円高、震災の二次被害などマイナス要素ばかりです。不況の中で厳しい経済状況の中小零細企業への区の対応や融資の実行等、倒産に追いやられることのないよう、しっかりと取り組むよう要望しました。

2.商店街活性化に向けた取組の実施状況について

  • 今後は、
    ①「区内共通お買い物券」が発行されましたのでその利用状況を検証する。
    ②「商店街逸品事業」
    ③大学との連携で「社会起業家アクションラーニング事業」
    などの取組がされます。

<議会運営委員会> 11月30日開催

1.区議会だより(新年号)について

  • 24年1月1日発行(第160号)新年号は、全議員の写真入で発行されます。23年度第四回議会報告がされます。

<文 教 委員会> 12月1・2日開催

1.育成室の入室審査に係る基準等の見直し

  • 育成室への入室に関わる審査については、近年の就労形態の多様化に伴い、従来の入室基準が現状にそぐわなくなってきている。そこで、審査基準をより明確にするとともに、運用面の見直しを行い、24年度から適用されます。

2.24年度の区立幼稚園入園児の応募状況が示されました。

  • 3歳児の応募が45人増加しました。84人の募集に対して312人の応募がありました。3歳児保育を拡大する話は毎回出されますが、私立との協議で膠着状態です。

3.通級制情緒障害学級が、小日向台町小で1級増やします。

  • 来年度から、小日向台町小学校に設置されている「特別支援学級(通級指導学級)」、現在2級を1級増やします。このクラスは、駒本小学校にもあります。これで6級になります。待機児の改善に繋がります。

<厚 生 委員会> 12月2日開催

1.「文京区地域福祉計画(中間のまとめ)」が示されました。

  • 「文京区地域福祉計画」(24年度~26年度)の中間のまとめが示されました。特に、特別養護老人ホームの待機者が多いことから、新たにホームの整備が明らかにされました。「教育センターの跡地に新たな特別養護老人ホームの整備を進める。平成24年度から、庁内において整備手法や内容等について具体的な検討を行う。」と方針が出されました。品田や会派で要望した整備ですので、今回の計画に盛り込まれたことは評価します。

2.区立障害者援護施設の障害者自立支援法体系への移行について

  • 障害者自立支援法により、知的障害者福祉法に基づき、24年4月までに体系の事業所に移行する必要があり、下記のように変わります。
名称現行の事業新体系の事業
文京区立本郷福祉センター知的障害者通所更生事業生活介護事業
文京区立大塚福祉作業所知的障害者通所授産事業就労継続支援事業及び就労移行支援事業
文京区立小石川福祉作業所知的障害者通所授産事業就労継続支援事業及び就労移行支援事業

私の所属<建 設 委員会>  12月5日開催

1.高齢者・自転車の交通事故が増えていることから

  • 文京区における年間交通事故死傷者数は、平成22年934です。目標の900人以下は達成できませんでしたが、平成27年までに年間800人以下にすることを目標にした「第10次文京区交通安全計画」の素案が示されました。特に高齢者の事故、自転車の事故が増えていることから以下の重点課題がフォーカスされました。
    ①高齢者の安全確保
    ②子供の安全確保
    ③総合的自転車対策の推進
    ④二輪車事故対策の推進
    ⑤飲酒運転の根絶
    です。私は、自転車専用道路、交差点などのハード面の改良、さらに子供の自転車運転教育、高齢者への意識改革等、提案させていただきました。

2.東京都は、被災地の災害廃棄物(瓦礫)処理のお手伝いをします。

  • 東京都は、災害復興に向け、被災地「宮城県女川町の災害廃棄物の処理に関する基本合意」を締結し、平成26年3月までに約50万トンの瓦礫処理に協力することになりました。

<総 務 区 民 委員会>  12月6・7日開催

1.23年度基本構想実現度評価の実施結果が公表されました。

  • 基本構想(基本構想実施計画)に掲げる中項目(20項目)を対象に推進委員会、推進区民協議会など審議がされ、評価結果が出ました。
中項目評価結果中項目評価結果
1子育て支援3コミュニティ・産業・文化
(1)子育て支援(3)生涯学習
(2)教育(4)文化振興
(3)青少年の健全育成(5)スポーツ振興
2福祉・健康(6)観光
(1)高齢者福祉(7)交流
(2)障害者福祉4まちづくり・環境
(3)生活福祉(1)住環境 
(4)健康づくり(2)環境保護
(5)生活衛生環境(3)災害対策
3コミュニティ・産業・文化(4)防犯・安全対策 
(1)地域コミュニティ 5行財政運営・基本構想の進行管理 
(2)産業振興 

2.国民体育大会の開催が公表されました。

  • 国民体育大会の東京都での開催は、昭和34年以来の54年ぶりとなります。「スポーツ祭東京2013(第68回国民体育大会)」となり、文京区での開催予定が示されました。
平成24年2月文京区実行委員会設置
平成24年4月1日江戸川橋体育館開設
平成24年4月15日小石川運動場開設
平成24年10月12日~リハーサル大会(サッカー)開催
平成24年11月10日~リハーサル大会(レスリング)開催
平成25年4月(仮称)新総合体育館開催
平成25年9月28日スポーツ祭東京2013開催
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