令和4年度予算会派意見

会派意見

「創」の意見を申し上げます。
令和4年度予算は、会派「創」が提案した、保育士加配人員確保のための人件費補助、ベビーシッター事業拡充、PFSを活用した認知症検診事業、シニアフィットネス事業、育成室待機児童対策、ヤングケアラー支援、学校改築やGIGAスクール等の教育環境整備、ゼロカーボンシティ宣言、脱プラ容器購入補助、食品ロス対策、地域防災力強化、コロナ禍の経済支援策、エシカル消費の啓発強化、ミューズネット入館料補助、補助金検索システム、電子バリアフリーマップなど、多くの事業が予算化されたことを評価します。
その他、区政運営が適正に執行されるよう、提案型の審査を行いましたので、態度表明に先立ち「創」の要望・指摘事項を確認いたします。

・「学校施設建設整備基金」の確実な確保で、学校改築と35人学級への早期対応を。
・「森林環境基金」は、区民への環境教育や意識啓発等、効果的活用を。
・時宜を得たGCFの企画・展開を。
・区独自のデジタル人材の確保・育成、電子申請等DXとワンストップ化の全庁的な取組み強化、ペーパレスの進捗の見える化を。
・中高層マンションの防災対策は、防災士派遣や防災訓練等、役所から積極的にアウトリーチを。
・各避難所運営マニュアルの策定部会を設け、ペット同行避難や初期の衛生管理等、施設特性に合わせた内容の検討を。
・区民が年1億円以上の被害に遇う「特殊詐欺」の対策強化を。
・通報システムや電子申請へのリンクなど、さらなるLINEの拡充を。
・中大茗荷谷キャンパス内への期日前投票所の新設を。
・B-ぐる第4路線の早期検討と運行開始を。
・キャッシュレス決済ポイント還元事業は、高齢者のウォーキングと商店のポイントを繋げ、相乗効果を図る事業を。合わせて地域通貨の研究も。
・子ども達が現金を使う経験が少ないキャッシュレス時代に合わせた金銭教育「キッズマネー教室」の積極的な開催を。
・環境に優しい会社・お店を増やす環境補助金事業を。
・女性や氷河期世代のリスキリング・リカレント教育の機会拡充を。
・地域ニーズを集約し複合化も視野に入れた千駄木・白山交流館の建て替えを
・図書館閲覧席の予約システム導入と区民会議室や交流館、地域アカデミー等の空き室の自習利用のしくみづくりを。
・居宅介護サービスの充実、介護施設ワークサポートの拡充、コロナフレイルの状況把握等のウィズ&ポストコロナの高齢者支援を。
・見守り安心電話事業・成年後見・すまいる住宅等の福祉事業を組み合わせ、チームで高齢者の終活支援、孤独・孤立支援と、家族支援のためのお悔やみハンドブック作成を。
・障がい児・医療的ケア児の幼稚園・保育所入園相談等のサポート拡充を。
・病児・病後児保育は、都立大塚病院の広域利用等で地域偏在解消と定員拡大を。
・ 所得制限を設けない高校生までの医療費無償化を。
・がん検診の受診率向上を。
・「母子手帳」は一生の健康管理ができるデジタル手帳の導入を。
・一時駐輪場増設を。
・後楽二丁目の再開発は、諏訪神社を中心としたコミュニティ広場の創出を。
・芸術鑑賞等子どもたちの体験機会拡充を。
・都型学童や民間学童クラブの積極的な誘致による新規増室で育成室待機児対策を。
・ICT支援員の各校への毎日派遣と特別支援員増員による現場の負担軽減を。
・小石川図書館と竹早公園の一体的整備は、計画を前倒して早期に工事着手を。
・大塚地活跡地に小石川地域「青少年プラザb-lab」を新設し、「Z世代×サステナ文京プロジェクト」の活動拠点に。

その他、委員会審議において「創」が指摘した点について、今後検討を望みます。
                                  
以上の意見を付しまして、令和4年度一般会計予算及び3特別会計予算に賛成します。

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